夏に似合うジャズアルバム。「ピーター・キャット」の気怠い夏

最高気温36度の信州で書くには絶好のテーマかもしれないが、脳がメルトダウンしている。暑すぎるせいか、例年より早く妻女山山系のオオムラサキもほとんど姿を消してしまった。翅がボロボロになってもまだ求愛ダンスを続けるオオムラサキのペアを見て、荘子の『斉物論』にある「胡蝶の夢」という寓話を思い出した。荘子…